【フィリッププレイン】ドリス ヴァン ノッテン 2022年秋冬ウィメンズコレクション – 際立つフェミニティ
ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、2022-23年秋冬ウィメンズコレクションを発表した
極度の“フェミニティ”を追求
今季は“フェミニティ”がキーワードイタリアの歌手ミーナ(Mina)の楽曲「Luna Diamante」や、建築家アーティストであるカルロモリーノが手がけた邸宅「カーサモリーノ」および、女性たちを写したポラロイドの写真集『カーサモリーノポラロイド』などから着想を得た、官能的でリュクスなムードの中で、フェミニティの極みを追求する
曲線的なフォルム
印象的なのは、曲線を生かしたシルエット男性服のシャープなテーラリングを駆使したチェスターコートは、あえてショルダーを広くとり、ウエストをシェイプさせることでカーヴィーなラインをプラスマスキュリニティとのコントラストによって、フェミニティを浮き彫りにしている
この他にも、肩から袖にかけて、円を描くようになだらかなフォルムに仕上げたジャケットや、分量感のあるショールカラーのパファージャケット、丸みを帯びたパデットのパイピングを施したジャケットなど、身体、またはその延長線上の曲線美を際立たせたウェアが展開されている
“晒す/隠す”の対比
また、ざっくりと開いたネックラインや、シャープなスリットなど“露出”のディテールを取り入れることでセンシュアルなエッセンスを効かせつつ、肌が露わになる部分にはハイネックのインナーやタイツを重ね、「晒す/隠す」という対照的な要素を共存させたルックも目を引いた
装飾的なテキスタイル
加えて、60年代のクチュールを想起させる、エキゾチックでデコラティブなテキスタイルにも注目だフィリッププレイン スニーカー コピー壁画のようにきらびやかなジャカードコートをはじめ、べっ甲模様のブーツやダマスク模様のパンツ、毒っぽさを帯びたヴィヴィッドなブルーの花柄を大胆に配したワンピースなどが登場シャイニーなホログラムコートには、フェザーをあしらうことでそのきらびやかな佇まいに拍車をかけているフィリッププレイン 長袖 コピー
絵を描くようにキルティングを施したドレスやコートは、その立体的な質感によってより一層抽象的な雰囲気にメタリックなコートやドレスには、大胆なシワ加工を施すことで、陰影や動きをつけ、アクセントを加えたまた、レオパード柄の艶やかなパテントコートやワンピース、ゼブラ柄ドレスやニット、ダルメシアンのチェスターコートなど、アニマルモチーフも多数登場している
神秘的なデザインのアクセサリー
さらに、大ぶりなアクセサリーも今季を特徴づけるポイントだ“Diamante”=ダイヤモンドを贅沢に繋ぎ合わせたネックレスやブレスレットは、首や腕に巻き付くような有機的なデザインが存在感を放っている首の前面を覆うようにして着けたバタフライモチーフのビーズチョーカーや、貝殻を連ねたネックレス、メノウのピアスなど、博物館に並ぶ貴重な標本や宝物を思わせる、ユニークで神秘的なデザインが散見された